前回の続き

前回書いた孵化の方法で、やっと物理、特殊、特性1、2の全パターンを確保できたので、感じたことをいくつか。

最初に固定シンボルで2Vを探す作業はそれほど大変じゃない。といっても、2〜4時間は覚悟しておきたいけど。
ハードルを2Vから2UV程度に下げれば一時間かからないくらいで出ることもあるし、場合によっては妥協していいと思う。これはこれでめざパに有用だったりすることもあるし。
ただ、タマゴ貰う前に1消費することにして9〜14番目の2Vで妥協、とするのはあんまりおすすめしない。
これから何度も使うことを考えると、タマゴ貰う前の1消費の手間が結構バカにならないと思う。


個人的に最大の関門だったのは理想的な遺伝パターンを発見するところ。
自分のように特性を含めていろんなパターンをだそうとするとほんと骨が折れる。
パワー系使えば理想的な遺伝パターンが出るまで1/10くらいと思うのは間違いではないけど、大体10消費くらいすれば出るだろーと思うのは実感として間違いだった。
説明が難しいけど、アルゴリズム的にも実感としても運悪くドツボにはまるとホント出ませんw


最初にやってた方法は、
あるパワー系をもたせて0〜10消費くらいまでひたすら試す
→別のパワー系持たせて0〜10消費くらいまで
→別のパワー系持たせて…
というものだけど、これは元の遺伝配列が悪いと無駄な作業をひたすら繰り返すだけになるのであまりおすすめはしません。


効率重視(すべての特性、性別を出したい時とか)のときは、パワー系を使わずに遺伝配列を特定する作業をし、
このパワー系をこの消費数で使えば5Vがでるはずというのを予測した上でやるのが利口。
ただ遺伝配列をちゃんと特定するのは大変(遺伝箇所重複で破棄されたりするし)で、それなりに頭使わないといけないのでそこは面倒かも。
運がいい自信があれば、適当にパワー系持たせて総当りでも別にいい。


あと重要なことだけど、遺伝に使われる乱数は二個セットなので、n消費とn+1消費に関連性はあまり無く、むしろn消費とn+2消費に強い関連性がある。
n消費とn+2消費では、パワー系使用で少なくとも半分の遺伝箇所が、パワー系なしで2/3の遺伝箇所がかぶる。
こんな感じで2消費するごとに遺伝箇所が1個ずつずれていくわけだけど、この推移を遺伝配列と上では書いた。
この遺伝配列上で、欲しい遺伝箇所が隣合えば、残りをパワー系で補って5V誕生、となる。


偶数消費の遺伝配列を0から52まで調べてみたら欲しい遺伝箇所が隣り合ってる場所が4箇所しか無く、しかも全部特攻がらみ、という悲しい結果がでたことがあるので、慎重な人はやっぱり遺伝配列特定するのをおすすめします。


ちなみに奇数消費の遺伝配列もくそで、上書き前の基礎個体値から探しなおすハメになりました。やり直し後も2V設定見つけてから物理V特性1が出るまで10時間くらいかかったけど…ぐぬぬ
今回めんどいめんどいと書いたけど、これからもたくさん孵化することを考えると必要経費だと思います。
もちろん、ゲームスタート時に決定される初期シードがちゃんと分かればもっと楽になるんですけど、いつ分かるか分からないしなあ。