前回の日記の表は、3回(4回)攻撃を受けるとき、ダメージ計算の乱数部分の合計がどんな感じに分布するかを計算してみたものです。
ダメージは、ダメージ計算の最後のほうで、0.85,0.86,0.87・・・0.99,1.00と16種類の数字のうちどれかをかけて決められています。
この乱数、一回の攻撃ではどの数字も等しく出ますが、2回以上の合計を考えるとちょっと異なってきます、


具体的に、ダメージが85〜100の場合を考えると、
2回の合計が160になるパターンは、乱数が85->85の時のみですが、
2回の合計が163になるパターンは、乱数が85->88、86->87、87->86、88->85の4つのパターンがあり、160より4倍起こりやすいという結果になっています。
分かりにくい人は、さいころを2個投げた合計を考えると分かりやすいです。


実際には、乱数の範囲の中心が最も起こりやすいような分布になっていますが、この分布は何回の合計で見るかで結構異なってきます。
何回も受ける場合、最大乱数付近が連続で出続ける可能性はかなり低くなるので、3,4回攻撃を受ける場合のダメージ計算は少なくとも最大乱数が連続で出る場合は確率的に低いので無視してもいいと自分は考えています。確率的には急所がどこかで起きる確立の方が断然多いので。
もちろん、1回の場合、最大乱数が出る確率は1/16ですから急所率と同じでさすがに無視できません。
でも2回の場合で1/256で、2回のうち1回以上急所の出る確率は12%。最大乱数2連以外で耐えるなら全然耐えると見ていいですね。
3回以上になれば最大乱数連続以外にも確率的にかなり稀だろうといえる範囲は更に増えてきます。